―りいささんの役職を教えてください。
ゆりか、もえぱんと一緒に編集と広報を担当しています。仕事内容としては、映像を作ったりTwitterの動かし方を考えたり。PV撮影当日の現場監督も編集の仕事です。何よりも、引退前は一人でやっていた仕事を、今は後輩たちと一緒に出来ているのが嬉しい!時の流れを感じますね。うわぁ、最初っからなんか老害くさい(笑)
兼任でダンスリーダーも担当しています。私はダンスの技術があるわけではないけれど、自分が未経験だからこそ苦手な子にも分かりやすいように教えたり、練習方法を工夫して考えています。
―好きなアイドルは誰ですか。
ももいろクローバZさん、乃木坂46さん、欅坂46さんです。推しメンは、百田夏菜子ちゃん、秋元真夏ちゃん、平手友梨奈ちゃん!分野違えど、「完璧なアイドル」が好きです。夏菜子はやっぱりパワーというか、笑顔の力がアイドル界No.1だと思うし、真夏は乃木坂の良心ですよね。この2人はアイドルとしてもそうだし、人としてもとっても尊敬しています。平手ちゃんは言わずもがな、あの表現力。沢山勉強させてもらってきたし、もうなんか自分の中で絶対的な存在で。彼女の存在がなかったら、役のために髪を切ろうなんて大胆な行動には出なかったと思います(笑)
―オススメしたいアイドルソングはありますか?
ももクロさんの「DNA狂詩曲」。これしかない!本当に、聴いたことがない人には絶対聴いて欲しい1曲です。何かに迷ってるときとか、落ち込んで自信喪失したときとか、これ聴くとやるしかないって思える。しかもそっと背中を押すってよりは、ドンッて蹴られるような曲で。(笑)「もう泣くんじゃない!」みたいな。すごく男前な曲です。あーりんの「右手を差し出して、左手はどうする?互いのナミダを拭えばいい」っていうソロパートが最高なんだよなぁ〜〜
―アイドル以外だとどんな音楽を聴きますか?
最近すごくすごーーくハマっているのが、米津玄師さん。綺麗すぎない、人間の不器用な部分を丁寧に描いた歌詞が共感できて好き。ライブ行きたかったのに外れちゃいました…(泣)あとはUVERworld、Nissy、miwaちゃんをよく聴きます。
―好きな食べ物は何ですか。
ラーメン…って言いたいところだけど、最近食べてない。(笑)なんだろう。チーズと、和食かな。
―趣味と特技を教えてください!
趣味は、夜更かしすること。5時寝14時起きが通常運転。何してんの!?ってよく言われるけど、特に何もしてないです。(笑)ずーっと漫画読んだり、人とLINEしたり、YouTube見たり。ダラダラ暇を持て余すのが好きなんでしょうね。
特技は着付けと、数字の暗記!5分で50桁、暗記できるよー!!電話番号も一回聞けば大体覚えられます。
―好きな季節はいつですか。
夏。一番色んな事にアツくなれる季節だから。
―自分はどんな性格だと思いますか。
とにかく猪突猛進。単純。すぐ調子乗る。ポジティブでネガティブな、めんどくさい人間。

Riisa
ニックネーム:りいさ
大学4年 1期生

―成城彼女って、どんなチームだと思いますか?
多事多難なチーム。
どこも表に出していないだけでそうかもしれないんですけど、城カノってとにかく大きなトラブルが多いんですよ。しかも、その問題が解決したと思ったら違うところで新たな問題が勃発して、「また!?」みたいな。(笑)今のところ、全部笑い話に出来ているのでまだ幸せかもしれませんね(笑)
あとは、19人のベクトルがしっかり同じ方向を向いていて、同じ目標を掲げて努力できるチームです。全員が「何かを犠牲にしてでも城カノに全部を捧げて頑張りたい」と思えていることって、結構すごいことですよね。みんな意識が高いから、日々刺激になるし、沢山勉強させてもらっています。
―今までで一番嬉しかった出来事は何ですか。
単独公演の夢が叶ったこと。でも選べないです。城カノがここまで歩んで来られたことがもう嬉しいもん。
―一番泣いたことは。
いっぱいありすぎてここでは語り尽くせないです。一番とかもないかな。ちなみに最近で大号泣したのは合宿のミーティング。明日土偶ですよ!!って笑われるくらい目が腫れた。
―普段の活動の中で、辛いな、しんどいなと思うことはありますか。
大会期間中はほぼ毎日がしんどいです。19人を束ねることが難しくて、やり方が合っているのか不安で、何度も夢でうなされたり、朝起きても体が動かなくて涙が出てきたりとか。軽い鬱ですよね、こんなの。(笑)でも支えてくれるメンバーがいたから乗り越えられました。朝電車の中でメンバーと「おはよう」ってLINEして、励まし合って。一緒に早起きを頑張って練習に向かってる感じが好きで、頑張ろうって思えました。特に、もえぱんとかなんごとゆまちには、「大丈夫だよ」っていっぱい励ましてもらった。ありがとう!
―今までやった曲で特に思い出深い曲は何ですか。
いっぱいあるなぁ。まずは、昨年の2016Summer決勝で披露したSKE48さんの「パレオはエメラルド」です。
この曲、「妹のように思っていた女の子が成長して綺麗になった姿に恋をする」様子を描いた曲なんですけど、まさに、城カノの成長っぷりに恋してもらう曲なんです。さえさえなんて、煽りを任せれたときにめちゃくちゃ泣いてて「絶対出来ない〜〜」って嘆いてたのに、本番までに死ぬほど練習してバッチリ決めて。そんなさえさえの成長に私が恋をした、とっても思い出深い曲です!(誰)城カノのことをよく知ってくれている親友からも、「さえさえちゃんがセンターで泣きそうになった」って言ってもらえてすごく嬉しかった。さえさえをセンターに推薦したの、私なんですよ!!本当に誇らしかったです。(笑)それにこの曲、メンバーと途中で目を合わせる部分が多かったり、とにかく一緒に踊っているみんなのことを感じられた曲でした。就活中、この決勝の動画を見て何度勇気を貰ったことか!おばさんになってもおばぁちゃんになっても、この夏の時間を思い出して涙するんだろうなって思います。
もうひとつは、単独の学年ステージで披露したPASSPO☆さんの「Mr.Wednesday」!練習もPV撮影も衣装製作も本番もぜーーんぶ心の底から楽し過ぎた!このPVがすっごく色んなところで好評で、現4年メンバーからも「可愛い!!」ってすっごく喜んでもらえたのが最高に嬉しかった思い出。また4年でPASSPO☆さんやりたいなぁ。
長くなるけど、もうひとつだけ…。(笑)2016Summer関東予選で披露した欅坂46さんの「サイレントマジョリティー」は、思い出深いとかの次元を超えて、言葉では語り尽くせないほど大切な曲です。
―りいささんが思う「あのメンバーの地味に好きなところ」は?
ゆめめのみれさんへの塩対応。練習中全力で踊りすぎてたまにふっ飛んでいくみれいとりかねえの眼鏡。(笑)あと、メンバーがバカなことしてると遠くにいてもいつもあっぴが笑ってくれているのが可愛くて愛しい。
あとね、普段ふざけてばっかいるのに、こういう企画になるとすんげーーーーーいいこと書いちゃうみんながたまらなく好き!ゆまちとか超ドライそうに見えて一番長い。(笑)校閲しながら毎回泣いてた。はーみんな大好き。

―ズバリ、今大会の城カノの目標は?
日本一。ただの優勝じゃない。「圧倒的」優勝。
―個人的な目標はある?
過去を超えること。でも最高点を叩き出すのは当たり前なので、その一個先へ。
―UNIDOLの良さとは?
大好きなアイドルソングに、自分達の想いを乗せて表現できること。好きの表現方法って、現場に沢山行ったりグッズを揃えたり、色々あると思うんですけど、UNIDOLに出ている人たちはみんな「アイドルに対する“好き”の表現方法が、成り切って踊ることだった」のかなと思うんですよ。その想いを共有し合えて、かつコンテストだから自分達のカラーをセットリストを通してアピールしたり、勝敗が決まることによってクオリティを追い求められたりだとか。私、本当にこの大会が大好きです。いつも私たちに恵まれた舞台を用意してくださる実行委員会の皆さんには感謝してもしきれないです。本当にありがとうございます。この大会を支えてくださる方々のためにも、恥ずかしくない、いいステージを披露しなくちゃいけないなと思います。
―決勝における、城カノのパフォーマンスの見どころを教えてください。
8分を通して移り変わっていく、城カノの感情。私達がこの大会に対して、城カノに対して抱いている「感情」「気持ち」を、感じてください。コロコロ変わっていく表情が見どころです。
―昨年の夏決勝でも優勝を目指し、第3位だったわけですが、そのときの心境を教えてください。
悔しすぎておかしくなるかと思った!!!!!(笑)本当に最後と思っていたから、もう優勝を目指せるチャンスは二度とないんだと思って、虚無感が果てしなかったです。それでも、後輩がいる前ではしゃんとしていたくて、笑顔を保ちました。解散したあとに現4年でオールしたときは、号泣しましたが…。
いつも大会終わったあとって集合写真を撮るんですけど、この大会だけないんですよね。せっかくあんなに立派な「第3位」と「ベストパフォーマンス賞」のボードを戴いたのに、何も撮らずに帰るっていう。(笑)今思えば撮っておけばよかったなって。記念になるのに。よっぽど悔しかったんだろうな(笑)
―そして1年後、復帰という形で決勝から出場することになったわけですが、戻ってきた理由、決勝から参加することに対する想いや覚悟を教えてください。
正直、戻るなんてこれっぽっちも考えていませんでした。 一生第3位の悔しさを背負っていくと思っていました(笑)でも、春前あたりに後輩から一緒に夏大会に出ませんか、と声をかけてもらって。え!?(笑)って思ったけど、素直に嬉しかったです。またみんなと大会に出られる!って。やっぱり大会で作り上げるステージって、2ヶ月以上ずっと決められた曲だけを極め続けますから、それだけ思い入れが違いますし、やっぱり青春ですよね。城カノに戻れるのを楽しみにしていたから、就活も頑張れました!
だけど、一度は引退した身。不安もありました。城カノのレベルはかなり上がっていたし、後輩たちについていけるのかなってすごく心配になりました。だけど今は、後輩たちが本当にしっかりチームを引っ張っていってくれているので、何も不安はありません。19人出場を発表したときに、引退詐欺のことを突っ込まれたりもしましたが、私たちが思っていることは、全ての手を尽くして、私達にあるもの全てを懸けて勝ちに行きたい。ただそれだけです。夏予選で1位を勝ち獲ってくれたメンバーの努力を無駄にしないためにも、絶対に日本一にならなくてはいけません。優勝は義務です。死ぬ気でやって、優勝して死にます。
―引退後、外から見た成城彼女をどう感じましたか。
とにかく成長が止まらなくて、人ってここまで伸びることができるんだなとただひたすら感動しました。自分がいた団体とは思えなかった。あのプレッシャーのなかで冬大会予選1位、準優勝と、ものすごい努力を重ねたんだろうなと。1期生のもえぱんゆまちぱるは、「辞めたい」なんて言っていた頃が信じられないくらい堂々と真ん中で踊っていて、城カノを引っ張っていて。大きくなったなぁって感動してしまうから、いつもステージを見ていて涙が止まらなかった。あゆみもアイドルダンスをどんどん自分のものにしていってるし、2期生は元からポテンシャルがすごく高かったけど、ダンス・表現力どちらもずば抜けてレベルアップしていて。なんかもう誰が何期かすらもわかんないくらい、全員が強くなっているのが、見ていて誇らしかったです。
誇りに思えると同時に、自分が城カノで過ごしてきた時間ってすごくあっという間で、儚くて、一瞬で過ぎ去ってしまうものなんだと気付かされました。戻りたくてももう戻れない切なさって、すごいんですよ。その切なさを知っているからこそ、今一分一秒無駄にしないように大切に過ごせています。「あー、今すごく辛いけど、1年後この“今”をものすごく羨ましく思っているんだろうな」なんて思いながら。(笑)
―なぜそこまで「優勝」にこだわるのですか。
「19人で踊る」ことよりも、「19人で闘う」ことが青春だから。そして、本気で闘うなら、目指すものなんてたったひとつしかない。
日本一を目指すチャンスなんて、きっと人生でこれが最初で最後。成城大学100年の歴史をもってしても、成城大学の団体が日本一になったことなんてないと思うんです。この大学に、この大会に、伝説を創りたい。優勝しないと、本当の伝説にはならないと思うから。予選ドベ2から日本一まで這い上がったチームも、なかなかいないですよね。でもそう思えるのも結局、「城カノだから」の一言に尽きます。
城カノが大好きだという気持ちだけが、私達をここまで連れてきました。
―UNIDOLにおける城カノの強みは何だと思いますか。
完全なるセルフプロデュース。映像、広報、衣装、組織管理を全部自分たちで行っているところと、練習の多さでしょ!練習量だけは、どこにも絶対に負けません。
―城カノの好きなところを教えてください。
わかんない…。全部。城カノの好きなところ、っていうか、城カノが好き。
―では、そんな城カノでりいささんは何を得られると思いますか。
人として大切なこと。
―「城カノでよかった」と思う瞬間は。
城カノしてないとき。わかるかなこれ(笑)練習じゃないときって意味です。もちろん練習も充実してるけど、勝負やダンスのことを忘れてメンバーと友達として遊んでるときの幸福度ってもうね、計り知れない。大会終わったらみんなで飲みにいったりお泊まりしたりカラオケ行ったり、いっぱい遊びたいです。
―では、最後の質問です。あなたにとって成城彼女とは?
ここでなら死んでもいいと思えるくらい、全てを懸けられる場所。
「優勝は義務。『城カノが大好きだ』という気持ちだけが、私達をここまで連れてきました」